円が規則正しく並ぶことで構成されている七宝紋は、円満・吉祥を意味するおめでたい紋様として古くは正倉院の宝物にも使われている、長い歴史を持ったデザインです。 「七宝」はもともと仏教の言葉で、金・銀・珊瑚など七種の大切な宝物のことです。 満ちた正円が繋がり合い、それが途切れることなくずっと続く、それこそがなによりの宝であるという意味に受け取る事ができるのではないでしょうか。